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「次もKOBELCOに」と、選ばれ続ける存在へ。技術とコミュニケーションで信頼を築く

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野勢 晃嗣

2006年に入社した野勢 晃嗣。現在は、国内営業本部 西日本営業部 近畿支店で、様々な製造工場などで使われている自社製品「エアコンプレッサ」の保守・メンテナンスの「サービス営業」を担当しています。仕事のやりがいは「製品の継続的なフォローを通じて、お客様と信頼関係を築けること」と語る野勢が、今どんな思いをもって仕事と向き合っているのか、話を聞きました。

ご利用いただいている自社製品のフォローを通じて、さらなる販売の拡大を目指す

──はじめに、野勢さんの今の仕事について教えてください。

コベルコ・コンプレッサの主力製品として、工場の機械を動かすために欠かせない「エアコンプレッサ」という機械があります。私たちサービス営業は、既に当社のエアコンプレッサをご利用いただいているお客様を担当し、継続的なアフターフォローを行いながら製品の販売拡大を担っています。

私たちはエアコンプレッサを手がけるメーカーとして、代理店と連携しながら、納入後に機械が正常に稼働し続けるための定期的な点検やメンテナンスといったサービスを実施しています。また、その中で新機種の増設・更新や買い替えが必要になった際には新製品のご提案にも繋げています。

私自身はそうしたサービス営業をエリア統括するグループ長として、管轄の売上管理、サービス事業の運営、所員の育成・指導をはじめ、現場業務にも一部対応しています。

──この仕事で期待されていることは何ですか?

お客様に「次もKOBELCOの製品にしたい」と思っていただける、目には見えない信頼関係を構築することです。

一度当社の製品を導入いただいたとしても、機械には必ず更新という買い替えるタイミング、設備を刷新するタイミングがあり、お客様にまた選んでいただけるかどうかはメーカーに対する信頼で決まります。そのための土壌づくりを担っているのが、まさにサービスという仕事です。

当然ながら、信頼は一朝一夕で構築されるものではありません。お客様がお困りの際に迅速に駆け付け、適切な答えを出して対応をするなど、一つひとつの積み重ねがあって結果的に培われていくものです。製品の販売ありきではなく、お客様のビジネスを深く理解し、何を求めているかを常に考え、継続的に伴走する姿勢が大切だと考えています。

──野勢さんは、どんなところに仕事のやりがいを感じますか?

今はあらゆることが数値化され管理される時代ですが、数字に加えて、そういった世界とはまた違った、人と向き合う仕事でもあるところです。

人が相手だからこそ、そこにマニュアルはありません。同じ対応をしたとしても、時に叱られることもあるし、褒めていただけることもあります。だからこそ、お客様一人ひとりと真摯に向き合い、会話を積み重ねていった先で「野勢さんだから頼みたい」など、自分を信頼していただけたと感じられた時は本当に嬉しいですね。

マネジメントする立場からしても「こうした仕事の面白さを現場に伝えていけたらいいな」と考えています。そのためにも、何か一つの型にはめるような指導方法ではなく、一人ひとり違う個性を伸ばせるような環境を整えることを意識しています。

代理店営業の中で感じていた限界。もっと上流の立場から営業戦略を仕掛けてみたい

──野勢さんは中途入社とお聞きしましたが、以前はどんな仕事をしていたのですか?

前職は、産業用車載機械の販売代理店で営業をしていました。扱っていた製品は、きっと皆さん一度は目にしたことがある、ごみ収集車の後ろに搭載しているパッカーと呼ばれる大きな箱の部分です。そうした特殊車両向けのニッチな製品の販売を企業向けに行っていました。

──転職を考えるようになった理由や背景を教えてください。

前職の会社で業務統合が行われることになり、働く環境が大きく変わることになりました。それをきっかけに転職を考えるようになりました。

──転職活動の時に、どんな軸で会社選び・仕事選びをしていましたか?

必要に迫られての転職ではありましたが、その中でも「メーカーで働いてみたい」という希望はありました。というのも、代理店での営業活動の中で、取引先のメーカーの製品を扱うという立場上、どうしてもこちらから営業の戦略を考えたり、仕掛けたり、「提案できる範囲が限られてしまう」という実感があったからです。そのため、「より上流から広く関わることができる立場で仕事をしてみたい」という思いがありました。

──複数の企業の中からコベルコ・コンプレッサを選んだ理由は何でしたか?

紹介を通じての入社となりましたが、サービス営業としてこれまで培ってきた経験・知識を活かせる点、さらに希望していたメーカーの立場で仕事ができる点に惹かれて「この会社でぜひ働きたい!」と思いました。

いざとなれば相談できる安心感があったからこそ、いくつもの壁を乗り越えられた

──入社してみて、どうでしたか?

長く現場を中心とした営業を経験してきたため、仕事そのものに不安はありませんでした。強いて言えば、職場環境に馴染めるかという点については、正直なところ入社してみないとわからないところがありましたが、実際は面倒見の良い人たちが多くて、すぐに慣れることができました。

──上司・先輩のサポートや研修制度はどうでしたか?

私の入社当時の話になりますが、まず社内研修が3カ月間あり、機械についてしっかり学ぶことができました。油圧関連の知識は前職から持っていましたが、エアコンプレッサという製品を扱うのは初めてでしたので、必要な知識を体系的に学べたことで現場の業務もスタートしやすかったですね。

──仕事の中で成長を感じられた体験はありますか?

入社からずっと目の前の仕事一つひとつに必死に向き合っていったら、後から振り返れば色々な壁を乗り越えられていたという感じがしています。

例えば、とてもイレギュラーなことなのですが、人員配置の関係で入社後すぐの研修中に支店担当として抜擢されました。まだ研修中の身でしたので、不安もありましたし焦る部分もありましたが、「とにかく自分のできることをやるんだ!」と必死でしたね。

でも、そんな厳しい状況でも頑張ることができたのは、何か困ったことがあれば上司や先輩に相談できるという安心感があったからです。そのおかげで、「壁を壁とも思わず、がむしゃらに取り組めたんだろうな」と、今振り返って思います。

専門領域などあらゆる垣根を越え、新しい技術を常にキャッチアップしていきたい

──お仕事について色々お聞きしてきたのですが、野勢さんが仕事をする上で大切にしているのはどんなことですか?

扱うのは機械ですが、向き合っているのは「人」であるという意識です。もちろん、サービス営業として専門的な知識や判断力を持って対応することは基本ですが、本当に大切なのは、自分の仕事を通じてお客様がどう感じられたかだと思います。

極端な例で言うと、トラブルを技術的に完璧に解決できたとしてもお客様が納得していないなら0点ですし、解決できなくてもお客様が納得しているなら100点ということもあります。ともすると、製品を選んでいただける理由は技術面ばかりに目が向きがちですが、そうした血の通ったコミュニケーションで成り立っている仕事だということを常に意識するようにしています。

──仕事以外のこともお聞きしたいのですが、プライベートの時間はどんなことをして過ごしていますか?

野球、テニス、ラグビー、カーレースなど、スポーツ観戦をするのが好きです。またコロナ禍をきっかけに、子どもの頃好きだったタイトルのオンラインゲームを始めたら、すっかりはまってしまいました。そろそろ新作も出るので気になっているところです。

娘と時間が合えば、大きな街に一緒に出かけることもあります。お互い服が好きなので、見始めると止まらなくなってしまい、一日中ショッピングしているということも少なくありませんね。

──自分のこれからのキャリアのために、挑戦してみたいことはありますか?

保守・サービスの精度・速度向上を実現するような技術を学びたいということは常に考えています。特に興味があるのは、VR・ARの現場への活用など、従来のものづくりという枠にとらわれない分野の知識です。

というのも、少子高齢化に伴い、メーカーは「いかに技術を伝承するか」、「いかに省力化・省人化するか」など、多くの問題を抱えています。全く異なる分野の技術の活用や融合は、現在の問題をブレイクスルーする可能性を秘めていると考えます。

──最後に、未来の後輩たちにお勧めするコベルコ・コンプレッサのアピールポイントはどんなところですか?

自由度の高さです。私はこれまでにいくつかの会社で働いてきましたが、目標に対してのアプローチ方法をこれほど社員に委ねている職場はなかったように思います。それは会社が社員一人ひとりの意志や行動力に期待し、信頼している証なのかなと感じています。実際、私自身も提案を上司に受け入れてもらえて、すぐ形になったことが何度もあります。

機械メーカーというと、古くて堅いイメージがあるかもしれませんが、当社には意欲次第でどんどん新しいことにチャレンジできる風土があります。これから入社する若い方には、ただ会社に所属する一人ではなく、「自分が主人公なんだ!」という気持ちで働くことを楽しんでほしいです。私たちは長く現場を経験してきた立場として、惜しみないサポートをします。

──ありがとうございました!

※ 記載内容は2024年11月時点のものです

【ポイント】

◎サービス営業は、既に当社のエアコンプレッサをご利用いただいているお客様へ、継続的なフォローをしながら製品の販売拡大を行うのが主な役割。その中では「次もKOBELCOの製品にしたい」と思っていただけるような、信頼関係を構築することが重要。

◎あらゆることが数値化され管理される時代だが、数字の世界とはまた違った、人と向き合う仕事であるところがこの仕事の面白いところ。「あなただから頼みたい」と自分を信頼してご契約いただけた時は本当に嬉しい。

◎これまでにいくつかの会社で働いてきたが、目標に対してのアプローチ方法をこれほど社員に委ねている職場はなかった。会社が社員一人ひとりの意志や行動力に期待し信頼している証だと感じる。