【高専出身者座談会】本音で語る、コベルコ・コンプレッサという会社について
早川 弘康
藤田 孝平
「空気と熱で、未来を変える」を企業理念としているコベルコ・コンプレッサ。今回は「高専卒出身者のコベルコ・コンプレッサでの仕事」をテーマに、高専出身者である早川 弘康、藤田 孝平の二人に話を聞きました。
高専出身活躍人材の自己紹介

──本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます。はじめに自己紹介をお願いします。休日の過ごし方などプライベートな面も少し教えていただけるとうれしいです。
| 早川:1990年入社の早川 弘康と申します。所属は「品質統括部 品質管理室」です。休日は主に家族と買い物に行くことが多いです。一人の時間がある時は釣りやキャンプを楽しんでいます。 |
| 藤田:2001年入社の藤田です。所属しているのは「人事労政部 労働室 兼 人事室」です。休日は小学生へのバスケットボール指導をしています。平日は週一回程度ですが、私自身もバスケをして体を動かしています。今日はよろしくお願いします。 |
──ありがとうございます。二人は現在どんな仕事をしているのか教えてください。
| 早川:私が所属している「品質統括部 品質管理室」は、製品および部品の品質管理と、開発機の品質確認の推進を担当しています。製品の品質向上全般において中心となって活動する部署です。その中でも私は品質管理室の室長として、製品・部品品質管理の統括を行っています。 |
| 藤田:「労働室」は、播磨事業所における人事、労働、福利厚生、能力開発を担当している部署で、私は室長として部署の取りまとめ、労働室業務の各種推進・管理ならびに労働組合との折衝を担当しています。 「人事室」は、ひと言でいうと従業員に関すること全般を担当している部署です。採用・異動・昇格・給与・福利厚生・教育など業務は多岐に渡りますが、その中で私はインターンシップ、採用活動としての学校訪問、面接などを担当しています。 |
──そんな二人が仕事をする上で大切にしている思い・姿勢・考えはどんなことですか?
| 早川:自分自身のポリシーとしてですが、「あるべき姿をめざす」ことを大切に考え、物事の判断や考えの基本としています。また、業務を進める上では、「コミュニケーションが重要」と思っています。周囲への根回しとして情報共有しておくことも、円滑に仕事を進める上で大事と考えています。 |
| 藤田:私が仕事で大切にしているのは、「仲間と一緒に仕事をすること」です。仕事をする上では、社内外問わず必ず誰かと仕事をすることになるため、「仲間たちと一緒にこの仕事をしている」という意識を常に持つようにしています。 |
活躍人材たちの学生時代について

──現在、コベルコ・コンプレッサの各部門で活躍されている二人ですが、今振り返ると、学生時代はどんな学生でしたか?
| 早川:私は機械工学科の専攻でしたが、学生時代の大半は部活のサッカーとアルバイトで占められていたと記憶しています。アルバイトはいろいろやりました。大工さんの手伝い、フェンスの張り替え、飲食店の裏方などです。学生寮で過ごしていたこともあり、先輩、後輩、同級生に囲まれて楽しい日々を送っていました。 どんな生徒だったかというと、明るめの性格だったのですが率先して動くタイプでもなく、特に目立つタイプではなかったと思います。 |
| 藤田:私も機械工学科でした。自分で言うのも何ですが、真面目な学生だったと思います。宿題の期限は必ず守って提出するし、ノートもきちんと書くし、授業をサボったこともありません。ただ、勉強は好きではなくて、最小限の勉強時間で済むようにコツやポイントを上手く掴みながらテストに臨んでいました。 また、アルバイトは近所にあった家族経営のガソリンスタンドで働いていました。 |
──就職活動において、会社選び・仕事選びの際にはどんなことを考えていましたか?
| 早川:高専時代の私は、漠然と「機械の設計やものづくりに関わる仕事をしたい」と思っていました。当時は今のように就職情報が多く流通していなかったため、「こんな会社で働きたい」という具体的なイメージまでは持っていなかったと思います。今の学生はきちんと考えられていて偉いと思います(笑)。 当時、神戸製鋼所(※1)を選択したのは、鉄だけでなくその他の事業にも多岐にわたっていたからです。特定の機械の設計がしたいと思っていたわけではなかったので、いろいろな機械に関われる機会がありそうだと考えました。当時は、コンプレッサについてもあまり知りませんでした。 |
| 藤田:私も早川さんと同じですね。「大手企業で機械設計の仕事がしたい」というくらいのイメージしか持っていなかったです。私の就職活動の時は、ちょうどインターネットが普及し始めて、採用にネットを使う企業が出てきた頃でした。とはいえ、今のようにたくさんの情報を得られるわけではなかったため、学校に来ている求人票を確認して、気になった企業のホームページを確認していました。 神戸製鋼所(※1)を選んだ理由は、私が神戸出身だったので、「地元の大手企業」、「設計の仕事ができる」、「機械系知識を活かせる」という希望に適っていたからです。様々な事業を展開している会社でしたので、色々な機械に関われそうという期待があったのは早川さんと同じです。 |
※1 エアコンプレッサ・冷凍機・ヒートポンプ等の開発設計・製造部門は、2021年に神戸製鋼所から、空気圧縮機の国内販売・サービスを担っていたコベルコ・コンプレッサ株式会社に事業移管されて、汎用圧縮機メーカーとして新たなスタートを切ったという経緯があります
活躍人材たちが入社後に感じたこと

──高専卒業者として入社時に不安を感じることはありましたか?
| 早川:私は特に不安を感じたことはないですね。藤田さんはどうですか? |
| 藤田:私も不安を感じたことはありません。しいて言えば、入社後に学部卒・修士卒の同期たちとの交流の中で「しっかりしているなぁ」と思ったくらいですね。 |
| 早川:むしろ、アドバンテージを感じていた記憶があります。入社した時点で私たち高専卒業者は図面を見慣れていますし、機械がどんなものなのかも分かっていて、仕事になじみやすい知識と経験を持っていましたから。 |
| 藤田:優しい先輩たちが多くて、社会人一年目で何も知らない私に親切に色々教えてくれたので、あまりネガティブな感情は抱かなかったです。優しい先輩たちが多いという職場環境は今も変わっていないと思います。 |
──入社してからどんなプロセスを経て、どんな仕事を任されるようになりましたか?
| 早川:入社後、汎用圧縮機部門の設計室に配属され、冷凍機の設計を担当しました。一部の機種モデルの設計担当(パッケージ設計)として、比較的早い段階から実務に関われたのはいい経験だったと思います。その後、品質保証室へ異動になり、製品の品質管理を行うようになりました。 さらに、オイルフリー機種の生産工場(その後に現事業所に統合)や海外生産工場赴任時も品質管理業務を経験し、現在に至ります。 |
| 藤田:私も汎用圧縮機部門の設計室に配属され、1年目はエアコンプレッサのカスタム対応を担当しました。ここで機械構成や図面等の知識、製造現場や関係部署との関係構築を身につけました。2年目からオイルフリー式エアコンプレッサの開発に携わり、ユニット設計、試作機組立の立ち合いなどを担当しました。その後、小型機のインバータ化開発の主担当を経て、次世代機を開発しました。 管理職になったタイミングで、生産管理室に異動となり、5年強、冷凍機やヒートポンプ、エネルギー関係といった冷熱機種モデルの生産全体取りまとめを行い、現在は人事労政部に従事しています。 |
──先ほど優しい人たちが多いという話がありましたが、上司・先輩のサポートで「本当に助かった!」と思えるエピソードはありますか?
| 早川:業務負荷が高い時や力量不足を感じた時に、上司や先輩によくサポートしてもらいました。海外赴任時は品質改善の責任が重く、毎日業務と報告に追われていたのですが、日本の上司からアドバイスやサポートしてもらうことでなんとか乗り切ることができたと思います。 また、オイルフリー生産工場の時は、スタッフが少ない中、業務を進めるための連携は非常に大事で、現場の同僚や上司によく助けてもらいましたね。 |
| 藤田:年齢関係なく誰でも気軽に話すことができるのは当社の特徴ですね。困りごとがあっても何でも相談できる環境があると思います。私は「分からないことは早く解決したい」と考えるタイプなので、すぐに相談できる環境には今でも助けられています。 |
活躍人材たちが語るコベルコ・コンプレッサの魅力

──ここまで色々な話を聞いてきましたが、二人はコベルコ・コンプレッサにはどんな人が向いていると思いますか?
| 早川:これは難しい質問ですね(笑)。当社は若いうちから経験を積ませてくれる環境がある会社だと思います。だからこそ、「成長したい!」という意識がある人が向いていると思います。学生の今はまだキャリアイメージがはっきりしていない人も多いでしょうがそれで構いません。 仕事をしていくうちに少しずつ将来が見えるようになって「自分はこうなりたい」という具体的なイメージを持てると、早い成長に繋がるのではないかと思います。自分で決めたことをやりきって、前に進んでほしいですね。 |
| 藤田:質問の趣旨と少しずれてしまうかもしれないのですが、私自身の失敗経験からのアドバイスを伝えます。社会人になると、場面ごとに求められるキャラクター(話し方や立ち居振る舞いなど)が変わります。学生時代はあまり必要なかったこの意識を持っていると良いと思います。 当社は上司も先輩も優しい人たちが多いのですが、時と場合を意識した使い分けも大事です。それができたうえで、自身のキャラクターを発揮していただければと思います。会社には色んなキャラクターが必要だと考えています。 |
──最後の質問です。後輩たちにコベルコ・コンプレッサをお薦めするとしたら、どんなところをアピールしますか?
| 早川:当社は個人の意見や考えを汲んでくれる会社です。それは製品への反映もそうですが、仕事のやり方なども尊重してもらえると思います。また、コベルコ・コンプレッサという会社になり、製販一体化してフットワークも軽くなったことで、より仕事にやりがいを感じられる環境になっていると感じます。 |
| 藤田:世の中に産業があるかぎり、当社の汎用圧縮機事業は継続できると考えています。そのカギは社員一人ひとりが存分に力を発揮して成長していくことになりますが、当社には色々なことへ積極的にチャレンジできる環境があります。周囲のサポートも十分にあり、処遇面や福利厚生も良いので、安心して働ける会社ではないかと思います。 |
──素敵なメッセージをありがとうございました!
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
| 【ポイント】 ① 高専卒業者だからこそ、当社が手がける機械のことも分かっていたし、図面も読めるところから仕事をスタートできるというアドバンテージを感じられた。 ② 優しい先輩たちが多く、社会人一年目で何も知らない自分たちに、様々なことを親切に教えてくれた。この職場環境は今も同じだと感じている。 ③ コベルコ・コンプレッサは個人の意見や考えを汲んでくれる会社だと感じる。周囲のサポートも十分にあり、処遇面や福利厚生も良いので、安心して働ける会社だと思う。 |